1 日 時 平成21年7月17日(金)
2 場 所 記者会見室
3 知事発表項目
・全国知事会について
4 質疑項目一覧
・「佐渡-羽田」空路について
5 知事発表(11:00~11:03)
(全国知事会について)(文頭に戻る)
先日、全国知事会に行ってきましたので、所感を述べさせていただきたいと思います。 1日目と2日目では、少し雰囲気的に異なるものがありました。1日目の内容は、基本的に各県知事の総意として了解が取れました。夜の懇談会でも、初めてでしたが「皆さんがんばろう」ということで、一枚岩という形で1日目を終えることができました。
2日目ですが、少し各県知事で認識の違いがあったかな、と思っています。特に地方消費税の問題ですが、今回提示された案は「地方の財政が厳しいから、地方消費税を上げてよ」という内容になっていたわけです。ただ、どういう社会を選択するのかということを知事会の側で先に決めてしまうというのは、私は違うのではないかと思っています。「どのような社会を目指すのか」という理念が先だと思っています。高負担、高福祉の社会を目指すのか、低負担、低福祉の社会を目指すのか、中負担、中福祉の社会を目指すのか。まずそこの議論がなされた上で「さあ、どうしますか」ということを、国民的議論で行った上でこの問題を考えていくべきだろうと思います。したがって、現段階において知事会として「地方消費税の引き上げ提案をすべきでない」と考えています。取りまとめを加戸(愛媛県)知事がされたわけですが、本県としては現時点で消費税引き上げの提案をすべきではないということで、事務局に対して意見を申し述べ、知事会の案をまとめる際にこの意見を反映できるように努力していきたいと思っています。
6 質 疑(11:03~11:07)
(「佐渡-羽田」空路について)(文頭に戻る)
Q
あらためてになりますが、「佐渡-羽田」空路についての、今の考えを聞かせてください。
A 知 事
佐渡-羽田空路については、何のために佐渡空港(整備)が計画されたのかということを考えると、今の段階で羽田枠を取るために最大限努力することが必要だと思っています。羽田枠がもし取れなかった場合に、佐渡空港の整備を一体どうするんだと。整備した後、降りる空港が極めて限定されてくると。そこに需要ニーズがあるのか。逆に言うと、空港を整備しても今の状況は変わらないわけで、そうすると飛行機が飛ぶあてのない空港整備というのは、順序が逆ですよね。需要があって、航空機、例えばATRで飛ぶと今の滑走路では離陸のときに半分くらいに定員制限しなければいけない。これを解消しましょうということで合意ができて、空港を拡大するというのならその話は分かりますが、作っても「飛行機は飛びません」ということになるのであれば、「そもそもこの計画がどうしてあるのでしょうか」ということになると思っています。やはり、これは長い調整の中で進められてきて、国の整備計画の中にも入っているものですので、羽田枠をもし取らないというのであれば、その辺も含めて総合的に見直すことがなければ、「急に止めた」などということは言えないと思っています。
麻酔医の先生の話は以前もしたことがあったと思います。佐渡総合病院のことですが、麻酔医の先生がおられないということは、医師がたくさんどこからも来ていただけるというのであれば事情は違うのかもしれません。研究医の先生がおられて、アルバイトでも麻酔医の先生が来ていただける場所というのは、基本的に日本中で東京しかないわけです。(東京から佐渡まで)先生に来ていただくときに、今は新幹線と、一番早いジェットフォイルを乗り継いでも4、5時間かかるということになっているわけです。東京から4、5時間かかる場所というのは日本で一番時間のかかるエリアの1つになっているわけです。新潟からは新幹線で一番早くて1時間37分でつながりますが、佐渡の人は「4、5時間でしょうがないよね」ということで、本当にいいのでしょうか。
こういったところを整理しないで、色々な意見が議会の(常任)委員会で出たことのみをもって、「もうこれでおしまい」ということにはならないということです。あくまでも羽田枠の獲得を目指して、調整を進めていきたいと思います。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。
