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◆◆◆新潟県庁発行(平成22年4月16日発行)VOL.221◆◆◆
今週の「ひとりごと」
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皆さんこんにちは!新潟県知事の泉田裕彦です。
今週のコラムは、「全国初!「バイナリー地熱発電」実証実験スタート」
をお届けします。
◇全国初!「バイナリー地熱発電」実証実験スタート
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新潟県では、「新潟版グリーンニューディール政策」として、新エネル
ギーによる環境調和型の社会を創るために、いくつかのプロジェクトに取
り組んできました。
その中のひとつとして、「バイナリー地熱発電」の実施可能性調査を行
い、これが端緒となり、新潟県内にあります松之山温泉でバイナリー地熱
発電設備を設置した実証研究を行うこととなりました。
「バイナリー地熱発電」が普通の「地熱発電」とどのように違うのかと
言えば、少し専門的な話しになりますが、これまでの標準的な地熱発電所
は、地中の熱蒸気で直接タービンを回す仕組みであることから、200~
300度といった、かなりの高温が必要で、それもエネルギーが大量にあ
るところで5万キロワットの発電所を設置するというものでした。
これに対して、温泉のような100度以下のエネルギー源を活用しなが
ら小規模な発電をしていこうというのが「バイナリー地熱発電」です。
なぜ『バイナリー』と呼ぶのかと申しますと、地中から出てくる蒸気で
タービンを直接回すのではなく、この蒸気を熱源として、アンモニア等の
沸点の低い媒体を加熱・蒸発させ、その蒸気をもとに発電機を回す発電方
法であり、二つの媒体を利用することから、『二つの』を意味する『バイ
ナリー』と呼ばれています。
これまでのような大規模な設備が必要であったり、特定の場所でしかで
きないというものに対して、もっと広くエネルギーを有効活用できること
になるのではないかという期待を持っています。
さらに太陽光発電とは異なり夜間でも発電ができますので、一定の出力
が期待できる等のメリットがあります。
これは全国初の取組ですが、新潟県は、温泉の数が全国で3番目に多い
「温泉王国」でもありますので、ぜひとも、天然エネルギーの有効活用に
道を開いていきたいと思っています。
今回、調査を行った新潟県内の温泉、瀬波温泉、村松浜温泉、糸魚川温
泉でも、「バイナリー地熱発電」が実施できる可能性があると思っていま
す。
まずは、松之山温泉で実証研究を進め、その後、さらに次に展開してい
くというような道筋を取れればと思っていす。
「地球温暖化防止」「環境調和型社会」を実現していく努力を地方から
も進めていきたいと思います。
松之山温泉などのホームページはこちらまで!
→ http://www.matsunoyama.com/
