1 日 時 平成22年6月4日(金)
2 場 所 記者会見室
3 知事発表項目
・平成22年度6月補正予算概要について
4 質疑項目一覧
・平成22年6月県議会定例会提出議案について
5 知事発表(11:02~11:08)
(平成22年度6月補正予算概要について)(文頭に戻る)
9日から6月県議会が開催されますので、その議案をご説明します。
補正予算を提案します。総額は1億4,500万円です。このうち県債が1億2,000万円、諸収入が2,500万円です。
補正予算の主な概要ですが、「米粉需要拡大事業」を実施したいと思います。5月中旬時点での集計になりますが、「加工用米」は国の戸別所得補償制度が浸透してきている部分もあると思いますが、平成21年度に比べて作付面積が34%増えるという集計になっています。「米粉用米」については105%増と把握しています。米粉用米は作ったけれども需要がないということでは困りますので、平成23年産の作付を円滑に進めるため、今年の秋までに、今度は需要面で、生産・流通・加工システムの準備を進めていく必要があると認識しています。加えて背景事情としては、平成23年の7月に米トレーサビリティ法が施行されます。これにより原産地表示を求められることから、非主食用米の需要が増大することも想定されます。これらを円滑に進めるため、米の生産・流通・加工システムの構築に向けた実態調査を、加工設備の使い方も含め、検討していくための補正予算を組みたいと思っています。
2つ目に「並行在来線会社設立準備費」ですが、出資金として提案したいと思います。ご承知のとおり、先般、沿線三市から「並行在来線会社の早期設立」の要望を受けました。これらも踏まえた上での予算提案ということです。
3つ目に「離島航路誘客支援事業」として5,000万円の予算提案をいたします。高速道路料金体系が今後どうなるかということもありますが、結果的に昨年は、相対的に佐渡、粟島に来られる方が減ってしまった。高速道路料金の値下げによる競争力の低下を補う必要があると考えています。加えて、2月議会において「佐渡-羽田航空路開設に関する議案」が否決されました。基本的には社会政策ということですが、やはり観光面のてこ入れも考えていく必要があるという側面がないわけではありません。
以上、6月補正予算関連で1億4,500万円の補正予算案の提出ということになります。財源は、県債で1億2,000万円、諸収入で2,500万円です。
※報道資料 ※6月補正予算の主な事業概要
(平成22年6月県議会定例会提出議案について)(文頭に戻る)
今ほど発表した以外の6月県議会定例会への主な提出議案です。
第90号議案「職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部改正について」です。労働基準法等で、時間外勤務代休時間を新設するという改正が行われました。地方公務員法に基づき職務にあたっている職員の皆さんにも同じ環境ができるようにということでの横並びの改正となります。(給与を受けながら職員団体のためその業務を行い又は活動することができる期間に)時間外勤務代休時間を追加するという内容です。
第92号議案「新潟県県税条例の一部改正について」、第93号議案「法人の県民税の特例に関する条例の一部改正について」です。平成22年度の税制改正に伴い、法人事業税及び法人税について、解散時の清算所得課税を計算する際、別立てに計算していたのですが、これを通常の所得課税に一本化するという改正がなされましたので、それに伴う条例改正です。加えて第93号議案の前段部分ですが、現行条例における超過課税の適用期間が今年度で切れますので、これを1年間延長するということです。その後の措置については、先般開催された「新潟県税制調査会」において、どうするかという在り方を諮問したところです。
第94号議案「新潟県立学校条例の一部改正」ですが、公立高等学校の授業料無償化に伴う必要な措置になります。
第96号議案「契約の締結について」は、一般国道345号の橋りょう(旭橋下部)工事についての請負契約の締結です。
第100号議案「損害賠償額の決定について」ですが、平成22年2月に発生した警察職員による公務中の交通事故についての損害賠償額決定という議案です。
※報道資料 ※6月県議会定例会提出議案一覧
6 質 疑(11:08~11:19)
(平成22年6月県議会定例会提出議案について)(文頭に戻る)
Q
「平成22年6月県議会定例会提出議案一覧」を数えた全部が、提出議案すべてということでいいでしょうか。
A 知 事
そういうことです。
(平成22年度6月補正予算概要について)(文頭に戻る)
Q
並行在来線会社の設立はいつになるのでしょうか。
A 知 事
まだ決まっていません。準備が整い次第、地元の要望も踏まえ、早めの対応が求められていると考えています。
Q
並行在来線会社設立準備費ですが、補正額の1億2,000万円は「出資額」というより、あくまで「準備費」という形になりますか。
A 知 事
いえ、出資金です。
Q
同じく並行在来線の件です。本日も「経営委員会」が開催されていると思いますが、経営計画案がまだ出ていない中で、出資金の話が出るということの整合性をどう考えていますか。
A 知 事
会社を作った後、増資ということもあり得ますし、以前の記者会見でも申し上げたとおり、三セクという形を目指す時には経済界からの増資を募る。また、マイレール意識をどういうふうにして醸成していくかということになると、市民からの出資ができるような仕組も含めて検討する。1回出資して終わりというものではないと思っています。
Q
まず会社を立ち上げるので今回補正予算に盛ると思いますが、今後、増資となった場合、行政側の増資も当然考えていますか。
A 知 事
それは否定するものではありません。一方で必ず増資すると決めたわけでもありません。
Q
1億2,000万円の根拠ですが、どのような計算の仕方になっているのでしょうか。
A 知 事
まずは会社を立ち上げるために必要ですので、繰延資産として計上することになりますが、最初の会社立ち上げに関わる資産を形成するのに必要な出資金になると思います。
Q
具体的には人件費などになるのでしょうか。
A 知 事
繰延資産というのは、会社設立準備費用に関わるもの、その他もろもろ全部入ってくるということになります。
Q
米粉需要拡大事業ですが、以前、知事とのタウンミーティングで知事が「需要を拡大するためには、コストを小麦の半分くらいにしたらどうか」とか、そういう発言をしていました。この事業の中でそういう可能性も探っていくということでしょうか。
A 知 事
当然そういうことになっていくと思います。国が制度設計をどうしていくのかというのは、おそらく今年の12月くらいに予算編成と同時に決まっていくということになりますので、それに向けて望ましい戸別所得補償制度になるように、ぜひ県としても様々な場面で発信していきたい、働きかけをしていきたいと思っています。この補正予算で検討する結果というもので使えるものは、当然使っていきたいと思います。
Q
今、新潟東港の関係で、米粉の集積プラントについて実態調査をやっていると思いますが、それとは全く別に、今回調査をやるということなのでしょうか。
A 知 事
プラントをどうするかという話と、どういうところに使ってもらえるのかという話がありますよね。米粉を作っても、家庭の中で使う文化を作っていくというのも当然あるのですが、小麦を使ってかなり製品を作っておられる大きな所にどれだけ受け入れてもらえるのかは、集積プラントを作ることとはまた別な話になります。そういったところに接触して、提案していくという作業がまた別途あると思っています。
Q
昨年の6月補正予算は、経済対策で相当の額だったと思いますが、今回、景気対策や雇用対策を盛ろうという考えはなかったのでしょうか。
A 知 事
やるとしたら前倒しというタイミングだと思っています。6月補正予算に提案しないと間に合わないという経済環境ではないだろうと思います。今年は世界同時不況の中で世界全体で見れば底を打っていますし、先般における政府の判断でも、基準日付は「昨年の初旬で底を付けた」としています。したがって県内状況もよく見極めながら、それ以降に必要な対応をどうしていくかを決めていくことになると思います。
(新首相への期待について)(文頭に戻る)
Q
本日中に組閣まで行くか分からないですが、新首相が決まると思います。
新首相に期待することを教えてください。
A 知 事
一番期待したいことは、「民意を受け止める政府を作って頂きたい」ということです。どういう形で進んでいくのか、今まさにこの段階は、少しよく見ていく必要があるのかなと思っています。
もう一言感想を申し上げると、やはり毎年総理が替わるということは「少し残念だな」という思いを禁じ得ません。昨日も政府に対し、「整備新幹線関係18都道府県期成同盟会」で働きかけをしてきました。しかしながら、ここでまた、もし構成メンバーが替わられることになると、やはり少し「細かいニュアンスも含めてお伝えしたのに」という思いは残ります。昨日、三日月国土交通大臣政務官ともお話してきましたが、政務官からも「皆様方からの話を聞いて、一体何がどういうふうになっているのか、よく分かるようになってきました」という話を頂いたばかりです。どういう人事になるか分かりませんが、私は居抜き人事でもいいというふうには感じています。
(佐渡金銀山遺跡の世界文化遺産登録について)(文頭に戻る)
Q
今朝の新聞で、佐渡金銀山(世界文化遺産登録)に関連した報道がありました。
ご存じかどうか分かりませんが、それについて今の段階での所感は。
A 知 事
今、文部科学省で検討を進めておられるということだと思っています。元々、今ペンディングの状況なので、どういう形になるのか、私に聞かれても分からないところがあります。むしろ文部科学省に取材して頂ければと思います。
Q
正式に文部科学省の方から何か(連絡は)ありましたか。
A 知 事
ないです。
※文中の( )内については、広報広聴課で加筆したものです。
