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第223号(米粉で食料自給率アップを)

2010年06月03日

☆・・・☆・・・・「にいがた」からお届けします!・・・・☆・・・☆

☆━━━━━━【新潟県知事 泉田裕彦のメールマガジン 】━━━━━☆

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◆◆◆新潟県庁発行(平成22年5月21日発行)VOL.223◆◆◆

今週の「ひとりごと」
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皆さんこんにちは!新潟県知事の泉田裕彦です。
今週のコラムは、「米粉で食料自給率アップを」をお届けします。

◇米粉で食料自給率アップを
─────────────
 先日、新潟市で「非主食用米の生産拡大がもたらすこと~豊かな食のバ
リエーションが明るい未来につながる~」をテーマにタウンミーティング
を開かせていただきました。

 多くのみなさまに参加いただき、ご意見を頂戴しました。また、会を進
行していただきましたNHKの解説主幹の合瀬広毅(おうせひろき)さん、
パネリストとして貴重なご意見をいただきましたタカツカ農園の高塚俊郎
さん、料理研究家の中島有香さん、株式会社ローソンの柳田欣浩さん、あ
りがとうございました。

 今、日本の食料自給率はカロリーベースで約40%ということになって
います。また、2050年には地球の人口は約90億人を超えると言われ
ています。

 世界各国ではいかに自国の食料を確保していくのかということが大きな
課題になっていて、食料生産の土地の囲い込みが起きています。

 そういった中で新潟県は食料生産県と言われながらも、多くの耕作放棄
地や低未利用地を抱えているというような状況になっています。

 また、日本の就農者の平均年齢が今や65歳というような状況で、新規
就農者が入ってこなければ、10年後の平均年齢は75歳になってしまい
ます。

 そのような事態になると、耕作放棄地が3割、4割ということになって
も不思議ではないと思っています。これでは、いざという時に何が起きる
んだろうと考えると、少し背筋が寒くなる思いもするわけであります。

 日本は残念ながら主食用米を大量に余しているという現状にあるわけで
す。ラーメンを食べたい、パンを食べたい、お菓子を食べたいという人に、
ご飯をもう一杯食べてくださいと言っても、なかなかそうはならないんだ
ろうと思います。

 新潟県では小麦の10%を米粉に置きかえましょうという「R10プロジ
ェクト」を進めていますが、米粉の値段が高いことがネックになっていま
す。
 例えば、米粉を使うと150円のパンが230円になってしまい、多く
売ることが難しいという声を聞いています。

 値段じゃなくて新しい食感を求めているという人たちがいるのも事実で
す。フライとかは冷めてもさくさく感が残るという優れた特徴を、米粉は
持っているので、お弁当にも使えるんじゃないかとか、使い方もいろいろ
あります。

 米粉の普及のためには、値段だけの問題だけではなくて、技術開発と使
い方や商品開発にも、制度としてサポートをする仕組み作りと、小麦粉製
品がいろいろとできているのと同じように、米粉をもっと身近に感じ、利
用できるような政策を同時にとらないと、なかなか広がっていかない部分
があるということが共通認識になったと思います。

 お米を粉にして非主食用としてどんどん使って行けば、消費者にとって
は食の選択肢が増え、生産者にもプラスになり、食料自給率を上げること
になると考えています。

 非主食用米に誘導することによって、日本の食料自給率を現在の40%
から50%以上にまで高めることは十分可能だと思っています。

 自分の好みに合った様々な食をいただきながら、結果として国全体の食
料自給率を高めていくというようなことにつながっていける道筋を、みな
さんとぜひ作っていきたいと思っています。

 
 知事公式ホームページ → http://chiji.pref.niigata.jp



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